pauperスパイ その4
2013年12月17日コメント (2)私が尊敬して止まないウィーゼロの中の人ことsurucucu兄貴がAlex Ullman氏の記事の翻訳をアップしてくださった。
しかも内容がコンボ特集という私の大好物。
http://surucucu.diarynote.jp/201312141601387768/
この記事で自分が基本的な事を錯誤していたことに気付いた。
血の執行司祭や魔力炉の燃えがらといった黒→青か赤のマナ変換を行うパーツを必須としていたことである。
記憶の壁+血の執行司祭のパッケージを魔力炉の燃えがら+無政府主義者に入れ替えた時点で気付かなければならなかったのは、
モルグの窃盗で猿人の指導霊を回収すれば事足りるということだった。
では、魔力炉の燃えがらはいらない子だろうか。
上記翻訳記事のコメント欄で燃えがら2枚採用についてsurucucu兄貴に質問してみたところ、
>まず、スパイは黒マナを生み出さなければ動き出せないデッキです。
>デフォルトで入っている黒マナ源は《深き闇のエルフ》、《水蓮の花びら》、《野生の朗詠者》の12枚。
>ここに《魔力炉の燃えがら》が加わると、《猿人の指導霊》の赤マナ経由でも黒マナにアクセス出来るわけですね。
>一方《魔力変》を入れた場合、新たに得られるのは《森》と《猿人の指導霊》から黒マナを生み出せるルートです。
>結局《猿人の指導霊》は必要になっているのでコンボスタート出来る確率はそこまで変わらない気がします。
>次に、コンボスタートして《Songs of the Damned》を打った後、特に《無政府主義者/Anarchist》経由のルートを考えると黒マナから赤マナへの変換が必要になってきます。
>基本的には《モルグの窃盗》→《猿人の指導霊》で済ませるわけですが、《モルグの窃盗》→《魔力炉の燃えがら》というルートも存在するようになりますね。
>また、《猿人の指導霊》をマナ加速の為に使い切ってしまったりということも考えられるので、《魔力炉の燃えがら》には《魔力変》には無い利点が有ると言えると思います。
>さらに、もし同じことが可能ならばこのデッキはその構成上クリーチャーを優先します。
>出来ることなら《孤独な宣教師》1回分、24点くらいは削れるようにクリーチャー配分を高めた結果《魔力炉の燃えがら》が選択されたというのが僕の結論です。
と、ご丁寧なご回答を頂いた。
これを踏まえて私が出した結論は、
「入れた方がbetterだがmustではない」
理由①
私がその2で挙げたレシピではバネ葉の太鼓と魔力変の採用により、黒マナ供給減が5枚増えており(燃えがらも1枚でそれを含めれば6枚)、回した感じで黒マナ不足を感じることはなかった。
理由②
猿人の指導霊を使い切る可能性が著しく低いこと。
使い切る、ということはコンボ開始までに4枚とも引ききっていることになる。
先手ターン数 引いたカード枚数 4枚引く確率
1ターン目 7枚 0.00718%
2ターン目 8枚 0.0144%
3ターン目 9枚 0.0258%
4ターン目 10枚 0.0431%
5ターン目 11枚 0.0677%
6ターン目 12枚 0.102%
7ターン目 13枚 0.147%
8ターン目 14枚 0.205%
9ターン目 15枚 0.280%
10ターン目 16枚 0.373%
ギタクシア派の調査と通りの悪霊のドローを入れても、これ以上の枚数を引いていることはまず無いだろう。
紙の様に薄い確率でも100%起こらないとは言えない、という反論があるならば、
「使い切らなければ良い」ので100%起こらない。
クリーチャー数の問題(ダメージ量)についての指摘は全くその通りで、
どんなにクリーチャー数を切り詰めても25枚を割ると危険水域だろう。
デッキを作ったDavid Shaffer氏が陰謀団の儀式を採用していることも魔力炉の燃えがらを入れる理由になっているのだと思う。
私は陰謀団の儀式を切ってしまっており、そのあたりが他の部分にも及んでいるのだろう。
2chのコモンスレを見るようになって大分長いのだが、スパイデッキほど活発に議論が起こったデッキを他に知らない。
531 名前:名無しプレイヤー@手札いっぱい。[sage] 投稿日:2013/09/19(木) 15:24:16.90
トナプラでボロストリンケット回してたらスパイに瞬殺されたんだけど
あれ前から居るの? 土地譲渡から欄干のスパイ出して惨劇の記憶X=20ちょいを
ぶっ放してきたんだけど 3T位に決められてビビッた
強そうだ多けど安定性に欠けるのかな
David Shaffer氏が開発し、531氏が日本に紹介したこの一文のお陰でどれくらいの人が頭を悩ませたのだろうか?
こんなデッキが出てくるからマジックは面白いんだよなぁ。
しかも内容がコンボ特集という私の大好物。
http://surucucu.diarynote.jp/201312141601387768/
この記事で自分が基本的な事を錯誤していたことに気付いた。
血の執行司祭や魔力炉の燃えがらといった黒→青か赤のマナ変換を行うパーツを必須としていたことである。
記憶の壁+血の執行司祭のパッケージを魔力炉の燃えがら+無政府主義者に入れ替えた時点で気付かなければならなかったのは、
モルグの窃盗で猿人の指導霊を回収すれば事足りるということだった。
では、魔力炉の燃えがらはいらない子だろうか。
上記翻訳記事のコメント欄で燃えがら2枚採用についてsurucucu兄貴に質問してみたところ、
>まず、スパイは黒マナを生み出さなければ動き出せないデッキです。
>デフォルトで入っている黒マナ源は《深き闇のエルフ》、《水蓮の花びら》、《野生の朗詠者》の12枚。
>ここに《魔力炉の燃えがら》が加わると、《猿人の指導霊》の赤マナ経由でも黒マナにアクセス出来るわけですね。
>一方《魔力変》を入れた場合、新たに得られるのは《森》と《猿人の指導霊》から黒マナを生み出せるルートです。
>結局《猿人の指導霊》は必要になっているのでコンボスタート出来る確率はそこまで変わらない気がします。
>次に、コンボスタートして《Songs of the Damned》を打った後、特に《無政府主義者/Anarchist》経由のルートを考えると黒マナから赤マナへの変換が必要になってきます。
>基本的には《モルグの窃盗》→《猿人の指導霊》で済ませるわけですが、《モルグの窃盗》→《魔力炉の燃えがら》というルートも存在するようになりますね。
>また、《猿人の指導霊》をマナ加速の為に使い切ってしまったりということも考えられるので、《魔力炉の燃えがら》には《魔力変》には無い利点が有ると言えると思います。
>さらに、もし同じことが可能ならばこのデッキはその構成上クリーチャーを優先します。
>出来ることなら《孤独な宣教師》1回分、24点くらいは削れるようにクリーチャー配分を高めた結果《魔力炉の燃えがら》が選択されたというのが僕の結論です。
と、ご丁寧なご回答を頂いた。
これを踏まえて私が出した結論は、
「入れた方がbetterだがmustではない」
理由①
私がその2で挙げたレシピではバネ葉の太鼓と魔力変の採用により、黒マナ供給減が5枚増えており(燃えがらも1枚でそれを含めれば6枚)、回した感じで黒マナ不足を感じることはなかった。
理由②
猿人の指導霊を使い切る可能性が著しく低いこと。
使い切る、ということはコンボ開始までに4枚とも引ききっていることになる。
先手ターン数 引いたカード枚数 4枚引く確率
1ターン目 7枚 0.00718%
2ターン目 8枚 0.0144%
3ターン目 9枚 0.0258%
4ターン目 10枚 0.0431%
5ターン目 11枚 0.0677%
6ターン目 12枚 0.102%
7ターン目 13枚 0.147%
8ターン目 14枚 0.205%
9ターン目 15枚 0.280%
10ターン目 16枚 0.373%
ギタクシア派の調査と通りの悪霊のドローを入れても、これ以上の枚数を引いていることはまず無いだろう。
紙の様に薄い確率でも100%起こらないとは言えない、という反論があるならば、
「使い切らなければ良い」ので100%起こらない。
クリーチャー数の問題(ダメージ量)についての指摘は全くその通りで、
どんなにクリーチャー数を切り詰めても25枚を割ると危険水域だろう。
デッキを作ったDavid Shaffer氏が陰謀団の儀式を採用していることも魔力炉の燃えがらを入れる理由になっているのだと思う。
私は陰謀団の儀式を切ってしまっており、そのあたりが他の部分にも及んでいるのだろう。
2chのコモンスレを見るようになって大分長いのだが、スパイデッキほど活発に議論が起こったデッキを他に知らない。
531 名前:名無しプレイヤー@手札いっぱい。[sage] 投稿日:2013/09/19(木) 15:24:16.90
トナプラでボロストリンケット回してたらスパイに瞬殺されたんだけど
あれ前から居るの? 土地譲渡から欄干のスパイ出して惨劇の記憶X=20ちょいを
ぶっ放してきたんだけど 3T位に決められてビビッた
強そうだ多けど安定性に欠けるのかな
David Shaffer氏が開発し、531氏が日本に紹介したこの一文のお陰でどれくらいの人が頭を悩ませたのだろうか?
こんなデッキが出てくるからマジックは面白いんだよなぁ。
コメント
リンクしましたので、よろしくお願いします。
こちらもリンクさせて頂きました。
自分は筆不精であまり更新頻度は高くありませんが、宜しくお願い致します。
実は結構前からぴぃさんのページは拝見させて頂いておりました。